2024/03/04テーマ:コラム~老人ホーム~
エレガリオ神戸は神戸市中央区海岸通に位置する介護付き有料老人ホームです。近隣には大丸神戸店や元町商店街、ハーバーランドなどがあり、都市型生活を楽しみたいシニアの方にはうってつけの住環境の中、手厚い介護体制やこだわりの食事で安心のシニアライフをサポートします。
高齢者やその家族にとって安らぎの場となる介護施設。
一概に介護施設といっても条件や特徴ごとに様々な種類があり、どれを選べばいいのかお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、介護施設の種類一覧や選び方についてご紹介します。施設選びを始める方やそれぞれの特徴が知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
介護施設・老人ホームの種類一覧
介護施設は、主に下記のように分類されます。それぞれ特徴が異なるので、施設を選ぶ際の参考にしてみてください。
【民間施設】
・介護付有料老人ホーム:24時間常駐しているスタッフが、掃除・洗濯などの世話や食事・入浴などの介助を提供
・住宅型有料老人ホーム:掃除、食事提供などの生活支援を提供
・健康型有料老人ホーム:介助を必要としないシニア層向けに健康管理や家事手伝いを提供
・サービス付き高齢者向け住宅:安否確認や生活相談を提供する賃貸マンション
・グループホーム: 認知症状のあるシニア層に対して、生活支援を提供する少人数の共同生活住居
【公的施設】
・特別養護老人ホーム:24時間介護が必要なシニア層に向けて、生活全般の介護を提供
・介護老人保健施設:症状の回復や生活復帰を目的とし、リハビリや介助を提供
・介護医療院:介助から医療ケアまで幅広く受けられる
・ケアハウス:家族から支援を受けられない等の問題があるシニア層向けに、低料金で生活支援や介助を提供
介護施設の種類は「公的施設」と「民間施設」に分類される
介護施設は、「公的施設」と「民間施設」に分類されます。
それぞれかかる費用相場やサービス内容は異なり、一般的には公的施設の方が安価に設定されています。一方で、サービス面では民間施設の方が満足度は高く、利用者の需要に合わせて柔軟に対応している施設が多いです。
公的施設とは
公的施設とは、国や地方団体が運営する施設のことです。
国の補助金によって設立されているため料金設定は比較的安く、負担を抑えながら利用できます。しかし、人気が高く入所までに時間を要したり、入所の条件も細かく設定されていたりなど、利用者の希望に沿えないこともあります。
民間施設とは
民間施設とは、民間企業が運営する施設のことです。
費用は高い傾向にありますが、設備が充実していたり食事が豪華だったりなど、満足度の高い生活を送ることができます。また、サービスの幅が広く施設ごとに特色が異なるため、入所者の需要に合わせて選択可能です。
民間施設の種類ごとの特徴
ここでは、民間施設の種類ごとの特徴をご紹介します。
介護付有料老人ホーム
介護付有料老人ホームは、24時間体制で介護や生活補助を受けられる民間施設です。
施設は、要介護1以上を対象とした「介護専用型」、要介護認定の有無に関わらず入所できる「混合型」、介護不必要の人を対象とした「自立型」の3種類に分類され、それぞれ入居の条件が異なります。
サービス内容は食事や洗濯、入浴介助、健康管理、リハビリなど幅広く、健康状態に応じてカスタマイズ可能です。また、部屋タイプには個室が採用されていることが多いため、プライバシーを確保した状態で必要なサポートが受けられます。
住宅型有料老人ホーム
住宅型有料老人ホームは、食事や生活補助などの生活支援が受けられる民間施設です。介助等の提供はしていないため、必要な場合は外部に依頼をする必要があります。
強みとしては、スケジュールの決まりはなく自由度が高いことがあげられます。レクリエーションの参加や催し物を好きなように楽しめるため、交流の場を広げることも可能です。
健康型有料老人ホーム
健康型有料老人ホームは、介助不要なシニア層が快適な老後生活を送るための民間施設です。トレーニングルームやレストラン、図書館など設備が充実していますが、全国で20件程度と数が少なかったり、介護が必要になった際に施設を移らなければいけなくなったりします。
サービス付き高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅とは、安否確認や生活相談が提供される賃貸住宅のことです。生活相談とは、家族への連絡やトラブル対応のことで、施設やオプションによっては食事提供や家事援助なども受けられます。
また、施設内はバリアフリー完備となっているため、自宅内で生じる転倒リスクや移動困難などの悩みを感じずに安全快適な暮らしが叶います。
グループホーム
グループホームとは、認知症のシニア層が少人数で共同生活する民間施設です。
施設には専門スタッフが常駐しており、介助や看護などの支援を受けながらいつも通りの生活を送ることができます。
他の民間施設と異なる点は、家事を自分で行う必要があることです。施設によっては入所者同士で分担させるところもあり、あくまで自立した生活の確立が目的となります。
公的施設の種類ごとの特徴
ここでは、公的施設の種類ごとの特徴をご紹介します。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームとは、要介護度が高く在宅生活が困難なシニア層のための公的施設です。
受けられる補助としては食事や入浴などの生活支援・介助のほか、健康管理や看取りなどの医療的ケアも含まれています。
自己負担額は原則一割で、安価に幅広い補助が受けられる施設ですが、待機者も多く入所までに数年かかる場合もあります。
介護老人保健施設
介護老人保健施設とは、在宅復帰を目指す要介護者を対象にリハビリなどを行う公的施設です。退院後、体調が万全でなかったり、リハビリが必要だったりする患者が利用するケースが多く、医師の指導のもと健康管理や日常介護を受けることができます。
入所期間は、長期間利用する「施設サービス」、短期間利用する「ショートステイ」、日中に通う「デイケア」の3パターンがあり、健康状態や自宅までの距離によって選択されます。
介護医療院
介護医療院とは、医療ケアが必要な要介護者の長期療養を目的とした公的施設です。
身体介助や生活介助、看取りなどの幅広い補助を受けることができ、そのほかにもレクリエーションなど入所者同士の交流の場も設けられています。
ケアハウス
ケアハウスとは、家庭での生活が困難なシニア層を対象に、生活支援補助を提供する公的施設です。
ケアハウスは、介護が必要でない方向けの「自立型」と要介護1以上の方が利用できる「介護型」の二種類に分けられ、介護型では生活支援補助のほかにも介護やリハビリが受けられます。
また、費用が比較的安価なため、1人での生活やお金面で不安を抱える方の利用も可能です。
条件に合う介護施設の種類の選び方
選ぶ際は、自分の条件に合わせて下記のポイントをチェックしておくと良いです。
受け入れ可能な要介護度をチェック
要介護度は、日常生活で必要な介護の程度を示す数値です。公的施設では施設の種類によって要介護度が規定されていますが、民間施設では運営施設ごとに異なる条件があり、例えば自立向けの住宅型でも要介護5まで対応している場合があります。
また、入所後に要介護度が上がった際の対応についても事前に調べておくことが大切です。将来的に介護が必要になるのか、自宅での生活は可能なのかなどを考慮したうえで、自分や家族に適した施設を選ぶと良いでしょう。
看取り可能かチェック
終身利用を希望する場合、看取り可能か否かを確認しておくことが大切です。
看取りとは施設で最期を見守ることで、穏やかで安心した状態で余生を送るためのサポートを受けられます。
看取りは、法的な条件を満たす施設でのみ認められ、一般的に特別養護老人ホームなどでサポートが提供されています。また、施設ごとに看取りのサービス内容や設備、体制が異なるため、本人の希望を考慮したうえで決定していくことが大切です。
介護施設の種類に関するよくある質問
ここでは、種類に関して多く寄せられる質問をご紹介します。
Q.介護が必要ない人でも入所できる施設はある?
A.介護が必要ない人でも、有料老人ホームに入所することができます。
施設では、食事や清掃などの生活支援補助が受けられ、入所者の自立した生活が送れます。また、介護が必要になった場合に継続利用できる施設を選択しておくことで、万が一の際も安心して暮らせるでしょう。
Q.生活保護を受けていても介護施設に入れる?
A.生活保護を受けていても入所は可能です。入所を希望する際は、ケースワーカーに相談したうえで手続きを進めましょう。費用負担が安い施設としては、特別養護老人ホームがあげられます。しかし、細かい条件があったり空き待ちが多くいたりするため、民間施設の中で生活保護に対応した料金設定をしている施設を検討することもおすすめです。
Q.夫婦で入所できる施設はある?
A. 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などの民間施設では、ご夫婦での入所が可能な場合が多いです。
中でも、混合型の介護付き有料老人ホームは、お二人の健康状態に合わせて介護の有無や補助内容を選択できるため、より自由度の高い暮らしを送れます。
条件や希望に沿って介護施設の種類を選ぼう
今回は、介護施設の種類一覧や選び方についてご紹介しました。
介護施設には、国や自治体が運営する「公的施設」と一般企業が運営する「民間施設」があり、それぞれ費用相場や設備の充実度が異なります。
また、入所条件や補助内容によりさらに細かい種類に分類され、利用者の幅広い需要に合わせて豊富な選択肢が存在するのです。
介護施設は終の住処としての利用も可能ですが、選ぶ際は本人の希望や条件を考慮したうえで、快適に暮らせる施設を選択することが大切です。その際は、将来的な介護の有無や認知症の可能性なども踏まえたうえで、最適な介護施設を探してみてくださいね。
【エレガリオ神戸のご案内】
エレガリオ神戸は神戸市中央区海岸通に立地。近隣には元町商店街、ハーバーランドがあり、お散歩気分で気軽にショッピングやお食事に出かけられアクティブな生活が楽しめる介護付き有料老人ホームです。
是非、ご見学だけでもお越しくださいませ♪
株式会社ユーキャン・ライフパートナー
介護付き有料老人ホーム エレガリオ神戸
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通6丁目2番14号
フリーダイヤル:0120-82-7700
ホームページ:https://elegario.com
ご入居相談谷野 貴政(タニノ タカマサ)
9月21日誕生日のおとめ座でO型。
2016年にエレガリオ神戸へ入社し、営業部に配属。
好きな食べ物は焼きなすび。
苦手な食べ物はキウイ。
~ご挨拶~
こんにちは。エレガリオ神戸の谷野と申します。エレガリオ神戸ではご入居相談を担当しております。皆様のご入居に向けて真摯な対応を心掛けています。ご入居に関してのご質問やお悩み事がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
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