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2024/03/16テーマ:コラム~老人ホーム~

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?詳しくご紹介します!

エレガリオ神戸は神戸市中央区海岸通に位置する介護付き有料老人ホームです。近隣には大丸神戸店や元町商店街、ハーバーランドなどがあり、都市型生活を楽しみたいシニアの方にはうってつけの住環境の中、手厚い介護体制やこだわりの食事で安心のシニアライフをサポートします。

前回のコラムでは、介護施設の種類一覧や選び方についてご紹介しました。
今回は前回のコラムでもご紹介したサービス付き高齢者向け住宅について、もっと詳しく書きました。よろしければ、どうぞご覧くださいませ。

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは、バリアフリー仕様で見守りサービスがついた高齢者向け賃貸物件のことです。
縛りのない暮らしが送れますが、原則健康な還暦以上の人を対象としており、身辺の世話などは受けられないという特徴があるため、契約前に規定を把握しておくことが大切です。

今回は、サ高住の特徴やサービス内容、入居の条件、介護付き有料老人ホームとの異なるポイントについて解説します。

サ高住とは?

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは、バリアフリー仕様で見守りサービスがついた高齢者向け賃貸住宅のことです。「高齢者の居住安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正により登録が開始され、年々施設数は増加しています。

サ高住は、健康な還暦以上の人が対象となる施設のため、原則介護や食事は受けられず、生活の相談や安否確認が主となります。また、一般型と介護型が存在し、どちらも配偶者や条件を満たす親族の同居が可能ですが、一般型では自立~要支援2までが対象となる場合が多いです。

人員基準

人員基準としては、以下のいずれかの専門ケアスタッフが日中常駐し、暮らしの相談と健康確認が行える状態にしておく必要があると定められています。

・医療法人、指定居宅サービス事業所等の職員、医師、看護師
・介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、ヘルパー2級以上の資格を有する者

設備基準

入居者の快適な生活を保障するために、いくつかの設備基準が設けられています。

・専用部分の床面積は、原則25㎡以上
(居間、食堂、台所などが共同利用にあたり、十分な広さである場合は18㎡以上)
・個々の居住部分に台所、水洗トイレ、収納設備、洗面設備、浴室が備わっている
(共用部分として適切な広さの設備が備わっている場合も可)
・条件に基づいたバリアフリー構造であること


サ高住の特徴

以下では、代表的な2つの特徴を解説します。

元気な高齢者向け

サ高住は、還暦以上の元気な高齢者向けの住まいです。
入居者は、自分で家事や食事ができるため、プライバシーが守られた縛りのない暮らしを送れますが、身辺の世話や医療は受けられない特徴があります。

バリアフリー構造の賃貸住宅

入居者の安全確保の観点から建物や部屋の広さ、設備、通路の幅などが細かく規定されたバリアフリー構造となっています。
設備規定をクリアしていなかったり、必須サービスが不十分だったりする場合は、行政指導の対象となります。


サ高住のサービス

サ高住では、必須内容とオプション内容が存在します。以下では、それぞれの内容についてご紹介します。

必須内容

必須内容は、安否確認サービスと生活相談サービスの2つです。
健康確認では、1日1回以上は訪問して様子を見たり、電話やインターホンで声がけを実施したりします。生活相談では、日常生活を送るために必要な相談を受けて助言を行います。
また、体調悪化やけがをした際は、緊急対応をしたりご家族へ連絡したりすることも必須サービスの一つです。

オプション内容

施設によっては食事の提供、家事補助をオプションとして利用できる場合もあります。また、外部に委託する介護保険を導入している施設もあり、ニーズに合わせて選択可能です。
オプションでは、自身に必要なサービスのみを選択できるため、料金設定の幅が広いです。


サ高住の入居の条件

以下では、本人と同居人に必要な条件をそれぞれ解説します。

本人

入居者本人は、「還暦以上の単身世帯・夫婦世帯であること」「要介護・要介護認定を受けている還暦未満の者であること」のいずれかに該当している必要があります。
要介護に関する規定はありませんが、施設ごとに受け入れの対象範囲は異なります。入居を検討する際は、事前に条件を確認しておきましょう。

同居人

同居人の条件は、配偶者、還暦以上または要介護・要支援認定を受けている親族、特別な事情により同居の必要があると認められる者、と定められています。
また、契約にあたり連帯保証人・身元保証人が必要となる場合も多いため、状況に応じて後見人を立てておくと良いです。


サ高住と介護付き有料老人ホームの異なるポイント

介護付き有料老人ホームとは、24時間スタッフが常駐し、身の回りの世話してくれる施設のことです。
サ高住とは異なり、条件として要介護認定を受けている必要があったり、食事が提供されたりなど、いくつかの異なるポイントがあります。

入居の条件

サ高住は元気な還暦以上の人が暮らせる一方で、介護付き有料老人ホームでは要介護認定を受けている人も入居できます。
また、介護付き有料老人ホームは、自立・要支援の方から要介護の高齢者を対象にしており、身辺の世話を受けるための料金が利用料に含まれているケースもあります。

契約形態

サ高住では、一般的な賃貸物件と同様に建物賃貸借契約となります。一方、介護付き有料老人ホームは、利用権方式とよばれる契約形態を多く導入しています。
利用権方式とは、施設の居住部分と各種サービスをまとめた契約形態のことです。介護付き有料老人ホームで暮らしているほとんどの高齢者は、終身利用を想定しているため、利用権方式をとることで終身にわたって施設を利用する権利が得られます。

設備

サ高住は自立した生活が目的なため、例外を除き個室にはトイレや台所、浴室など一般住宅同様の設備が備わっています。一方、介護付き有料老人ホームは料理や排せつ補助が受けられるため、個室に台所や浴室がない場合もあります。

提供サービス

サ高住では、基本的には身辺の世話や食事は受けられませんが、介護付き有料老人ホームではリハビリや介助など、生活に必要な各種サービスが完備されています。
また、介護付き有料老人ホームではレクリエーションなども定期開催され、入居者同士の交流が盛んであることも特徴です。


サ高住のメリット・デメリット

以下では、メリット・デメリットについて解説します。

メリット

メリットは、十分な居住スペースと設備により縛りのない生活を送れることです。
また、高齢になると、一人暮らしは急な体調不良や誤嚥など不安点も多いですが、1日1回以上行われる安否確認によって、安心して一人の時間を楽しめるでしょう。

デメリット

介助サービスが必要になった際は、自分で外部に委託したり、転居したりする必要があります。介護付き有料老人ホームなどとは異なり、家事補助等の生活支援も受けられないため、家事に慣れていない人は苦労するかもしれません。
また、レクリエーションは企画されない施設が多く、場合によっては孤独感を感じることもあるでしょう。


サ高住の注意点

契約する際は、事前に規定をチェックしておきましょう。介護度が上がった場合に転居が必要となることがあります。
また、必須サービスとして生活相談と安否確認はついていますが、オプション内容やレクリエーションの有無は施設ごとに異なります。ニーズに沿うサービスが完備されているか確認するためには、見学や相談をしたうえで決定すると良いです。


サ高住まとめ

今回は、サ高住の特徴やサービス内容、入居の条件、介護付き有料老人ホームとの異なるポイントについて解説しました。

サ高住は、自立した高齢者が住みやすいように設計された賃貸住宅であり、基本的には身辺の世話や食事は受けられないという特徴を持っています。
健康状態が良く、将来的な介護も不要な方はサ高住も選択肢のひとつですが、将来の介護が不安な方や現在介護が必要な方、重度の認知症の方は介護付き有料老人ホームを選ぶと良いです。

また、施設によっても契約内容やサービスに違いがあるため、入居する際は見学や条件面の確認をしたうえで検討することがおすすめです。

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【エレガリオ神戸のご案内】
エレガリオ神戸は神戸市中央区海岸通に立地。近隣には元町商店街、ハーバーランドがあり、お散歩気分で気軽にショッピングやお食事に出かけられアクティブな生活が楽しめる介護付き有料老人ホームです。
是非、ご見学だけでもお越しくださいませ♪

株式会社ユーキャン・ライフパートナー
介護付き有料老人ホーム エレガリオ神戸
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通6丁目2番14号
フリーダイヤル:0120-82-7700
ホームページ:https://elegario.com

ご入居相談谷野 貴政(タニノ タカマサ)

9月21日誕生日のおとめ座でO型。
2016年にエレガリオ神戸へ入社し、営業部に配属。

好きな食べ物は焼きなすび。
苦手な食べ物はキウイ。

~ご挨拶~
こんにちは。エレガリオ神戸の谷野と申します。エレガリオ神戸ではご入居相談を担当しております。皆様のご入居に向けて真摯な対応を心掛けています。ご入居に関してのご質問やお悩み事がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。